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カウンター下収納の活かし方|薄い奥行き・引き戸・コンセントよけのコツ

対面キッチンの腰壁の裏側や、窓下のちょっとしたスペース。「カウンター下」は、なんとなく空いたままデッドスペースになりがちな“もったいない場所”です。「ここに収納をつくって、食器やストックをしまいたい」と考える方はとても多いです。

ただ、カウンター下は奥行きが限られていて、壁にコンセントや巾木などの「障害物」もある場所。ここでつまずく原因の多くは、棚そのものより「奥行き」「扉の開き方」「障害物のよけ方」にあります。ここでは、私たちがよく見てきた「カウンター下収納でつまずきやすいポイント」と、その防ぎ方を前もってお伝えします。

カウンター下収納でよくある5つの後悔

カウンター下の収納でつまずきやすいポイントには、だいたい同じパターンがあります。先に知っておくだけで、ほとんどが防げるものばかりです。

1. 奥行きが中途半端で、使いにくい

カウンター下の奥行きは、腰壁の厚みやカウンターの出っ張りで決まり、15〜30cmほどと限られることが多い場所です。深く取りすぎると部屋側に出っ張って通路が狭くなり、浅すぎると入れたいものが入りません。何を収めたいか(食器・本・ストック)から逆算して奥行きを決めるのがコツです。

なお、収納の奥行きがどうしても足りず、思うように物が入らないときは、天板を手前に張り出して(オーバーハングさせて)奥行きを出す方法も有効です。収納本体は腰壁の厚みぶんで薄いままでも、天板を広げればその上をカウンターや飾り棚として十分に使え、見た目のバランスも整います。「収納量」と「使える天板の広さ」を分けて考えると、限られた奥行きでもぐっと活かしやすくなります。

2. 扉が前に開いて、椅子や通路とぶつかる

カウンター下の前は、ダイニングの椅子や通路になっていることがほとんど。前開きの扉だと、開けたときに椅子や人とぶつかります。そこで活躍するのが引き戸や引き出し。前にスペースが要らないので、狭いダイニングでもストレスなく使えます。

3. 壁のコンセント・スイッチが隠れてしまう

見落としやすいのが、腰壁や窓下の壁にあるコンセント・スイッチ・インターホンです。収納でふさいでしまうと使えなくなります。位置を測って開口をあけたり、よけて設計したりと、オーダーなら障害物に合わせて作れます。

4. 巾木が当たって、壁にぴったり付かない

壁の足元には巾木(はばき)があり、家具をそのまま寄せると巾木のぶんだけ壁との間にすき間ができます。巾木よけの加工(台輪を欠き込む)をすれば、壁にすっきり寄せられて見た目もきれいです。

5. 天板の使い方・地震対策を決めていない

カウンター下収納の上をちょっとした飾り棚やカウンターとして使うなら、天板の素材や、地震で物が落ちない工夫も考えておきたいところ。耐震ラッチや、滑り止めのある棚など、安心して使える機能も一緒に選べます。扉の開き方や耐震などの機能はオーダー家具の機能にまとめています。

後悔を防ぐ考え方|「奥行き・扉・障害物・床まわり」で見る

5つの後悔は、4つの視点で見ると整理できます。

  • 奥行き:腰壁の出っ張りに合わせ、入れたいものから逆算(深すぎ・浅すぎを避ける)。足りなければ天板を張り出して奥行きを出す
  • :前に椅子・通路があるなら引き戸・引き出しで省スペースに
  • 障害物:コンセント・スイッチ・配管をよける、または開口をあける
  • 床まわり:巾木よけで壁にぴったり。天板は耐震・素材も考える

この4つをセットで考えると、「作ったけど出っ張る・開けにくい・壁が隠れる」を避けられます。とはいえ、これをご自身で全部測る必要はありません。「ここに、これくらいの収納がほしい」と教えていただければ、奥行きも扉も障害物よけもこちらで設計します。

オーダー家具だからできる、ぴったりのカウンター下収納

既製のカウンター下家具は、幅も奥行きも決まっています。だから「うちの腰壁にちょうど合う」とは限らず、すき間ができたり出っ張ったりしがちです。オーダー家具なら、腰壁の奥行き・幅にミリ単位で合わせて、引き戸での省スペース・コンセントよけ・巾木よけ・耐震まで設計できます。デッドスペースが、ダイニングにすっきりなじむ収納に変わります。実際の仕上がりはカウンター下収納の施工例もご覧ください。

まとめ

カウンター下収納は、次のように考えると後悔しにくくなります。

  • ポイントは棚の大きさより「奥行き」「扉の開き方」「障害物のよけ方」
  • 奥行きは入れたいものから逆算(深すぎると出っ張る)
  • 前に椅子・通路があるなら引き戸・引き出しで省スペースに
  • コンセント・スイッチ・巾木をよけて壁にぴったり
  • 天板や上を使うなら耐震・素材も一緒に

「うちのカウンター下、収納にできるかな?」「椅子とぶつからないようにしたい」と気になったら、どうぞお気軽にご相談ください。腰壁の奥行きや、入れたいもの、まわりの障害物を教えていただけると、ぴったりの形を具体的にお話しできます。一緒に、もったいないスペースを使いやすい収納に変えましょう。

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