洋室に長押(なげし)をつけるという選択肢|コートや服の「ちょっと掛け」に

帰ってきて脱いだコート、明日着る服、クリーニングから戻ったシャツ。クローゼットにしまうほどではないけれど、置き場所に困る服はありませんか。椅子の背やベッドの上に置いたままになりがちな服の「ちょっと掛け」の場所として、洋室に長押(なげし)をつけるという方法があります。
ここでは、長押とは何か、洋室ではどう使えるのか、実際の施工例を見ながらご紹介します。
長押(なげし)とは
長押は、もともと和室の壁の上のほうに、柱と柱をつなぐように付けられている横長の部材です。和室では、ハンガーを掛けたり、額を掛けたりする場所としても使われてきました。
この「壁の高いところに、物を掛けられる横長の部材がある」という使い勝手は、洋室でもそのまま役に立ちます。弊社では長押を、コートや服を掛けるコートハンガーのひとつとして、洋室にも取り付けています。
洋室でも、白い長押ならすっきりなじむ

こちらは、洋室の壁に幅約1500mmの白い長押を取り付けた例です。ドアの上の端と近い高さに、壁と同じホワイトの長押を通しています。和室の長押のような重たい印象はなく、壁の一部のようにすっきりなじみます。
ハンガーを掛けておけるので、脱いだコートや翌日の服の置き場になります。服が床やベッドの上に散らからず、部屋が片付いて見えます。
柱の角を回り込むように付けることも

マンションでは、部屋の角に柱が出っ張っていることがよくあります。こちらは、その柱の角を回り込むように、約400mmの長押を2本取り付けた例です。
壁一面に長い長押を通せない場所でも、柱の形に合わせて付けられるのは、オーダーならではです。ちょっとした出っ張りも、服を掛ける場所に変わります。
吊戸棚と組み合わせて、壁の上を活かす

こちらは、洋室の壁の上に観音開き4枚扉の吊戸棚を付け、その下に長押を組み合わせた例です。吊戸棚には季節の服やしまっておきたい物を、長押には今使っている服を、という使い分けができます。
壁の上のほうは、家具を置かないと空いたままになりがちな場所です。吊戸棚と長押を組み合わせると、その空間を「しまう」と「掛ける」の両方に使えます。
吊戸棚の付け方や選び方は、吊り戸棚をオーダーで後付けするには?でもご紹介しています。
長押をつける前に考えておきたいこと
- どこに付けるか:ドアの開け閉めや、照明・スイッチの位置と重ならない場所を選びます。
- どのくらいの長さにするか:掛けたい服の量と、壁の幅で決めます。柱の出っ張りに合わせた付け方もできます。
- 何を組み合わせるか:吊戸棚などのオーダー家具と一緒に考えると、壁全体をすっきりまとめられます。
長押は、オーダー家具と一緒に製作・施工するインテリアオプションのひとつです。お部屋の壁や柱の形を見ながら、付ける場所や長さをご提案します。
まとめ
- 長押は、和室だけでなく洋室でもコートや服の「ちょっと掛け」の場所になる
- 白い長押なら壁になじんで、洋室でもすっきり見える
- 柱の角を回り込む付け方や、吊戸棚との組み合わせもできる
- 付ける場所・長さは、壁や柱の形に合わせてオーダーで決められる
「この壁に長押をつけられるかな?」「吊戸棚と一緒に考えたい」と思ったら、お気軽にご相談ください。お部屋の写真や間取り図を見ながら、一緒に考えます。










