表面材
家具の表面材には【化粧合板】を使用します。
【 化粧合板 】ってどういうもの?
基材(芯材)の表面に化粧板を貼り合わせて仕上げた合板。
【 化粧合板 】の特徴は?
表面の仕上げ材(化粧板)により、風合い、表面強度、価格が異なり、用途に応じて使い分けることができます。市場に出回っている家具のほぼすべてがこの化粧合板を使用しています。
【 化粧合板 】ってどういうもの?
基材に貼り付ける表面材のことで、家具としては主に4種類使用します。家具の種類とお客様の嗜好により使い分けをしています。
【1】オレフィンシート化粧板
基材にポリエチレン、ポリプロピレンからできた樹脂シートを貼り付けたもの。 燃焼時にも有毒ガスをほとんど発生しません。
豊富な色柄があり、耐汚染性、耐水性に優れるため、扉やキャビネットなど家具では様々な部位で使用されます。
▼オレフィンシート化粧板のカラーイメージの一部です。 ※画面上ですので、実際の色とは多少異なります。
【2】ポリエステル化粧板
基材に化粧紙を貼り、ポリエステル樹脂を塗布して硬化させたもの。 ある程度の硬度があり、耐水性、耐薬品性も備えます。
豊富な色柄があり、比較的安価なため、家具としては最も多く使用される化粧板です。 耐摩耗性には劣るため、通常、カウンターには使用せず、扉やキャビネットとして使用されます。
※カラーイメージは高圧メラミン化粧板と同じです。(※メタル系のみ対応しておりません)
【3】高圧メラミン化粧板
基材にメラミン樹脂を含侵させた化粧紙を積層し、高圧でプレス成型したもの。表面強度が非常に高く、耐摩耗性、耐水性、耐熱性に最も優れます。
色柄も豊富なため、カウンターや扉に使用されます。 近年はキッチン扉の大半で使用されています。 ポリエステル化粧板に比べて高価になります。
▼メラミン・ポリエステル化粧板のカラーイメージの一部です。※画面上ですので、実際の色とは多少異なります。
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【4】天然木突き板化粧板
基材に薄くスライス(0.2mm)した天然木を貼り合わせ、塗装等を施して仕上げたもの。 天然木の自然な木目柄と深みが味わえます。
木の種類により価格が異なりますが、化粧板の中では最も高価となります。
▼天然木突き板化粧板のカラーイメージの一部です。※画面上ですので、実際の色とは多少異なります。