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ハーマンミラー 展覧会「essential EAMES」をOZONEで開催

essential EAMES
米国ハーマンミラー社(本社:ミシガン州、President & CEO:ブライアン・ウォーカー)の日本法人であるハーマンミラー(株)(松崎勉社長)は、ミッドセンチュリーを代表するデザイナー、チャールズ&レイ・イームズ夫妻の生涯をたどる展覧会「essential EAMES」を、12月7日(金)~来年1月15日(火)、東京・新宿のリビングデザインセンターOZONE3F(一部コンランショップ)にて開催している。
この展覧会は、現イームズ・オフィス代表で、夫妻の孫であるイームズ・ディミトリオス氏の監修により、彼の著書『イームズ入門–チャールズ&レイ・イームズのデザイン原風景』(原題:“An Eames Primer”、邦訳は日本文教出版から刊行)をベースに、家具、建築、写真、映像など多方面で活躍した夫妻の生涯を、パネルと資料、実物作品、映像等によって回顧するもの。既に、米国カリフォルニア州を皮切りに、香港、ジャカルタを巡回し、今般いよいよ日本に上陸の運びとなった。
展覧会の会場は、15のテーマで構成され、夫妻のキャリアを象徴する「イームズシェルチェア」「イームズラウンジチェア&オットマン」をはじめ、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世のためにデザインした紋章入りエグゼクティブチェアの現物や、玩具類、夫妻のプロデュースによる映像作品、レイ・イームズがデザインしたテキスタイルなど、日本ではあまり知られていない側面にも光を当てることで、その業績を多角的に取り上げている。
また、ザ・コンランショップでは、現在も買うことが出来る夫妻デザインによる様々な家具を年代順に陳列し、販売するとともに、ザ・コンランショップカフェを期間限定で「イームズカフェ」に改称。店内の椅子を全部「イームズシェルチェア」に入れ替えており、巨匠のデザインを実際に試しながら、食事やカフェタイムを楽しむことが出来る仕掛けになっている。

なお、12月14日(金)19:00から、OZONE3Fザ・コンランショップカフェで、トークセッション「コラボレーション・イームズ–チャールズ&レイ・イームズが考えたことをめぐって」が開催される。パネラーは、中原慎一郎氏(ランドスケーププロダクツ代表)、降旗千賀子氏(目黒区美術館学芸主査)、太刀川英輔氏(NOSIGNER代表/OLIVE PROJECT代表)、加藤孝司氏(デザインジャーナリスト)。参加費は1000円(ワンドリンク付き)。

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