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IIDA 設立30周年記念イベント「NIPPON DESIGN」開催中

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IIDA(国際インテリアデザイン協会)日本支部では、7月4日(木)~16日(火)の期間、東京・新宿のOZONE 7Fリビングデザインギャラリーにて、設立30周年記念イベント「NIPPON DESIGN」を開催中である。
IIDAでは現在、日本的な素材や伝統技術に新たな視点を加えることで、未来の住まいのカタチやデザインの新しい姿を模索する試みとして、「これまで」と「これから」を結ぶことをテーマにした「NIPPON DESIGN」を展開している。今回の記念イベントは、その活動を具現化して展示したもので、畳や組子とファブリックの組み合わせ、漆とガラス、あるいは漆と椅子のコラボ、日本的デザインを取り入れた壁紙、襖部材のインテリア活用、襖紙のランプシェード、さらに「和」の素材をふんだんに用いた居室などなど、さまざまな切り口で「NIPPON DESIGN」を表現している。

また7月9日(火)には、「NIPPON DESIGN」のオープニング企画として、IIDA本部(アメリカ・シカゴ)からCEOのCheryl Durst氏を招き、「デザインの未来と、その世界的、文化的インパクト」と題したセミナーが行われた。セミナーで同氏は、日本の伝統的文化はもちろん、アニメやコスプレといったサブカルチャーが世界に大きな影響を与えていると語るとともに、世界のデザイン界の傾向として世代を超えた対応力と本物志向の高まりを指摘した。なお7月12日(金)には、アメリカ人建築家・Geoffrey Moussas氏によるセミナー「京都に魅せられた米国人建築家 Geoffrey Moussas 氏 を迎えて」を開催する予定。

IIDA日本支部のホームページ
https://www.iida-japan.jp/

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